今回は、ウズベキスタンで実際に乗った寝台列車の体験レビューを書いていきます。
タシュケント→サマルカンド
所要時間は約3時間50分、料金は1人175,570スム(約2,220円)
この日は晴天。初めてのウズベキスタン列車ということもあって、ホームに立った瞬間からウキウキです。

本当は高速列車に乗りたかったのですが、ちょうどいい時間がなく、今回は寝台列車を選択。部屋は4人相部屋タイプです。
事前に「エアコンは出発するまでつかない」と調べていたものの、実際に乗り込むとやっぱり暑い。走り出してからエアコンはついたはずですが、正直そこまで効いている感じはなく、ギリギリ寝られるかな…?という温度感でした。
私たちの上段には欧米系のカップルがいて、「暑いね…」と話しながら一緒に窓を開けようとしたのですが、残念ながら開かず😭知らない同士なのに、同じ状況で苦笑いするあの感じ。旅してるなあ、とも思う瞬間でもありますね。
ベッドの広さは、173cmの旦那で足が少し余るくらい。180cmを超える大柄な人だと、かなりきついと思います。

サマルカンド → ウルゲンチ
この後はヒヴァ発のツアーに参加予定だったため、通常よりも近いウルゲンチで下車することに。特別にウルゲンチまで迎えに来てもらえることになりました。
所要時間は約10時間15分
料金は1人244,990スム(約3,099円)

出発は1:47。
深夜のホームは静かで、同じ時間帯に出発する列車が何本か並んでいました。早めに到着していた私たちは、うっかり別の電車に乗りかけてしまったのですが、乗車前に駅員さんが予約票を確認してくれて、「これじゃないよ」と教えてくれました。
深夜の寝台列車で迎える夜
いざ乗車。
深夜便の寝台列車では、シーツ・布団・枕があらかじめ用意されています。すべて袋に入っているので、自分で取り出してセッティングします。

ちなみに、降車時は自分でシーツを外し、
駅員さんが回収している場所に置いていく必要があります。強制ではなさそう?ですが、時間に余裕があればきちんと戻していきましょう!
ウルゲンチまでは、かなり早い段階で電波が圏外に。やることも特にないので、写真を見返すか、寝るかの二択。ちょうど疲れも溜まっていたので、朝までしっかり熟睡できました。
ちなみに、1階のベッドにはコンセントあります!これは安心ポイントです。
寝台列車のお湯&トイレ事情
トイレは、走行中のみ使用可能。理由は…まあ、そういう仕組みです。ちなみに綺麗かと聞かれれば綺麗ではありません。日本の公園くらい?で、「ここしかないから我慢するけど、、」というレベル感です(笑)トイレットペーパーはあった記憶ですが、すぐ無くなりがちなので、ティッシュは必ず持参がおすすめです。

夜ごはん用に、駅でカップラーメンを買っていました。
列車の各車両の通路には、お湯が出る大きなポットが設置されていて、インスタントラーメンや紅茶を作ることができます。
食べる直前になって
「フォークない!」と気づき、駅員さんに借りたのですが、よく見たらちゃんと中に入っていました(笑)日本でいうブタメンみたいな、簡易フォークが付いています。
ウズベキスタン寝台列車で感じた、不便で最高な移動時間
正直に書くと、ウズベキスタンの寝台列車は快適とは言えません。
1人個室の部屋はなく、基本的には相部屋なので特に女性一人旅の場合は、少し不安に感じる場面もあると思います。
それでも、現地の人たちと同じ車両に乗り、静かな夜のホームを出発して、揺られながら朝を迎える時間は、他では味わえない旅の一部でした。

私は、長距離の移動がけっこう好きです。
移動時間が長ければ長いほど、「遠くまで来た」という実感が出るのが好きです。この寝台列車も、決して楽ではないけれど、異国の夜を走り続ける列車に身を預けている時間そのものが、すごく心に残りました。
車窓から少しずつ建物が減って、景色が広がっていくのを眺めながら、「ああ、遠くまで来たな」と実感できるこの移動。
少し不便で過酷だったけど、記憶に残る。
ちゃんと旅したと感じさせてくれる寝台列車でした。
