上海に降り立って最初の一日。一言で言うなら、「自分の知っている『都会』の基準がすべて塗り替えられた日」でした。
空港からホテルへ移動し、荷物を置いてすぐに向かった上海の街並み。実際に歩いて肌で感じた、驚きと感動の連続を詳しくレポートします。
南京西路:圧倒的な「富」のオーラ
まず向かったのは、上海屈指のハイブランドが軒を連ねる「南京西路」。 ここには、世界最大級の広さを誇る「スターバックス リザーブ ロースタリー」や、巨大な「ルイ・ヴィトン」の旗艦店があります。

世界に6店舗しかないスターバックス リザーブ® ロースタリー
アジア最大のスターバックスはここ上海にあります。

2025年にオープンしたばかりのルイ・ヴィトンの旗艦店「路易号(ザ・ルイ)」
全長約30メートルもの「巨大な船」が街の真ん中に鎮座しています。
今回は見ることができませんでしたが、
銀色に輝くモノグラム柄が施された船体は、夜になるとライトアップされます。
中に入って、上海限定のメニューやラグジュアリーな内装を楽しみたかったのですが、
平日にもかかわらず、入店を待つ人で溢れかえっていました。
あまりの混雑に今回は泣く泣く断念。
……まあ、中に入ったとしても、私に買えるものなんて何一つないですが💦
静安寺:日本と似た空気の先にある「カオス」な洗礼
ショッピングエリアから少し歩くと、突如として黄金に輝く「静安寺」が現れます。
一歩足を踏み入れると、お線香の香りと静かな読経の響き。
ここは日本の寺院で感じるような、心がスッと整うような厳かな空気がありました。
しかし、その「静けさ」は一瞬で打ち砕かれます。 中庭にそびえ立つ塔の周りでは、信じられない光景が。参拝客の皆さんが、願いを込めて(?)四方八方から塔に向かって小銭をフルスイングで投げていました。

しかもこれ、対面からも飛んでくるので、反対側の人に当たりそうで本当に危ない(笑)。さらに衝撃的だったのが、塔の下に落ちたお金を子供たちがワラワラと拾い集め、それをまた楽しそうに投げ直しているという……。 神聖な場所なのに、どこか治安の悪さを感じるこのカオスなエネルギー。これぞ大陸のパワーなのかと、カルチャーショックを受けた瞬間でした。
陸家嘴:運命の「ベストバイ」に出会う
上海タワーがそびえ立つ近未来エリア、陸家嘴(ルージャーズイ)へ。

見上げるビルがどれも高すぎて圧倒されましたが、ここで立ち寄ったディズニーストアの旗艦店で、今回の『神アイテム』に出会うことになります……
この日、予定外だったのが「上海の寒さ」です。 見上げるビルがどれも高すぎて、ビル風が容赦なく吹き付けてきます。「とにかく何か羽織るものが欲しい!」と、上海タワー近くのディズニーストアへ逃げ込みました。

そこで目に飛び込んできたのが、ズートピアのデザインの上着。 「可愛いし、これで寒さが凌げればいいや」とインナーとの相性は考えず、半ば勢いで購入したのですが、これがなんと今回の旅のベストバイになりました!

というのも、翌日ディズニーランドの園内に入って探してみたのですが、どこにも売っていませんでした。 市内のストア限定だったのかは分かりませんが、デザインも機能性も抜群。あの時、寒さに耐えかねて買った自分を褒めてあげたいです。


ディズニーストア内も見るべきポイントがたくさんあり、
ディズニー好きは上海ディズニーリゾートだけでなく、
ぜひこちらにも足を運ぶことをお勧めします!
豫園:人生No.1を更新した小籠包と、異世界の夜景
夕方、地下鉄を降りて向かったのは、明朝時代の面影を今に伝える名園「豫園(ヨエン)」。 ここは今回の旅の中でも、特に「上海に来てよかった」と心から思わせてくれた場所でした。
1. 幻想的な「千と千尋」のような世界
昼間の豫園も趣がありますが、真骨頂はなんといっても夜です。 日が落ちると、伝統的な中国建築の軒先が一斉にライトアップされます。その光景は、まさに映画『千と千尋の神隠し』や『レトロフューチャーな異世界』に迷い込んだかのよう。

池に架かる「九曲橋」から眺める景色は、緻密な彫刻が施された建物が黄金色に輝き、水面にその光がゆらゆらと反射して、言葉を失うほどの美しさでした。どこを切り取っても絵になる独特の風景は、近代的なビル群とは対極にある「上海のもう一つの顔」であり、その新旧のギャップこそがこの街の真の魅力だと確信しました。



2. ついに遭遇。概念が変わる「人生No.1」の小籠包
そして、ここで今回の旅最大の衝撃、「人生No.1を塗り替えた小籠包」に出会います。

訪れたのは、常に大行列が絶えない名店。ようやく手にした蒸したての小籠包は、見た目からして皮の透明感とハリが違います。 火傷しそうなのを我慢して、慎重に端を破ると、
旨味の凝縮された熱々のスープが溢れ出してきました。口に運べば、モチモチの皮の中から濃厚な肉の甘みが広がり、思わず天を仰ぐ美味しさ。正直、これまで日本や香港、台湾で食べてきたどの小籠包をも凌駕する、圧倒的な完成度でした。

この小籠包を食べるためだけに、片道3時間かけて上海に飛ぶ価値がある。本気でそう思えるほど、私の食の概念をひっくり返してくれた至福のひとときでした。
外灘(ザ・バンド):香港を超えた!?光の壁に包まれる
豫園のレトロな熱狂を後にして、徒歩で「外灘(ザ・バンド)」へと向かいます。

メインは川の向こう岸の東方明珠を含めた夜景ですが、
歴史的な洋風建築もまた魅力です。
少し歩いて、川の向こう岸を見渡すと、そこには21世紀の未来都市が広がっていました。

その夜景は、香港のビクトリア・ハーバーにも引けを取らない、いや、密度と光の強さではそれ以上の迫力。 空を突くような上海タワーや、ビル壁面全体が巨大なスクリーンとなって踊る光の演出は、まさに圧巻の一言。
まとめ|「いいとこどり」の上海は、想像以上の驚きに満ちていた
1日歩き回って感じたのは、上海は私の想像をはるかに超える感動をくれる街だということ。
ライトアップされた幻想的な楼閣が連なる豫園を歩けば、あの台湾の「九份」に迷い込んだようなノスタルジーを感じ、一方で外灘から対岸の摩天楼を眺めれば、香港の「ビクトリア・ハーバー」を彷彿とさせる圧倒的な都会の熱量に包まれます。
私自身、台湾も香港もどちらも訪れたことがありますが、その両方の「一番いいところ」をギュッと凝縮して、さらに大陸ならではの特大スケールで再現したのが今の上海なのだと実感しました。
もしあなたが台湾や香港の雰囲気が好きなら、上海も絶対に好きになること間違いなしです!
また、今回の旅で一番驚いたのは「完全キャッシュレス」の快適さです。 実は今回の旅、すべての支払いをAlipay(アリペイ)ひとつで完結させることができました。
財布を一度も開くことなく、スマホひとつでスマートに旅ができたのは感動モノでした。まさに「香港の都会感」と「最新のテクノロジー」が融合した、今の上海ならではの体験です。
「中国ってどこに行けばいいの?」と迷っている方がいたら、私は迷わず上海をおすすめします。香港や台湾が好きな人なら、きっとこの「いいとこどり」の街に夢中になるはずです!