インドネシア旅行3日目。ジョグジャカルタ滞在2日目。
この日は、前日に訪れたボロブドゥール寺院遺跡群と並び、ジョグジャカルタ観光では外せない世界遺産「プランバナン寺院群」へ向かいます。
インドネシア最大級のヒンドゥー教寺院は、想像をはるかに超えるスケールでした。
午後にはジョグジャカルタを離れ、次の目的地・バリ島へ向かいます。
ジョグジャカルタ名物の朝食「ブブール・アヤム」を探して
この日の朝は、ホテル周辺でジョグジャカルタらしい朝食を食べようと散策。せっかくなら現地の人が普段食べているものを味わいたいと思い、目当てはインドネシア定番のお粥「ブブール・アヤム(Bubur Ayam)」です。(多分)
ところが、意外とお店が見つからず、ホテルの周りをぐるぐる歩き回ることに。
「朝食のお店なんてすぐ見つかるだろう」と思っていましたが、営業時間が終わっていたり、場所が分からなかったりと少し苦戦しました。
それでもようやく見つけたローカルなお店で念願のブブール・アヤムをいただきます。

一見すると日本のお粥に似ていますが、鶏肉や揚げエシャロット、ネギ、サクサクのクルプック、そして甘いケチャップマニスが合わさることで、日本では味わえない一杯に。
優しい口当たりながらも、さまざまな食感と甘じょっぱい味付けがクセになる美味しさでした。地元の人たちに混ざって朝食を楽しめたことも、旅ならではの思い出です。
インドネシア料理の中ではかなり上位にくるメニューだったので、日本へ帰国後にも作ってみました!レシピはこちら。
この日でジョグジャカルタともお別れなので、少し名残惜しい気持ちになりながら出発しました。
いざ、プランバナンへ
朝食を食べたらGrabを利用してプランバナン寺院群へ。
ジョグジャカルタ市内からは約30~40分ほどで到着します。
8万ルピア(約800円)ほどでした。
前日に訪れたボロブドゥールは郊外にあるため移動時間が長かったですが、プランバナンは市街地から比較的近く、気軽にアクセスできるのも魅力です。
チケット売り場はボロブドゥールより分かりやすい
前日にボロブドゥールで少し苦労した受付ですが、プランバナンはとてもシンプル。
入口からチケット売り場、入場ゲートまでが分かりやすく、初めて訪れる人でも迷うことはほとんどありませんでした。
世界遺産というと少し身構えてしまいますが、スムーズに入場できたのは嬉しいポイントです。
ガイドツアーに参加
プランバナンではガイドをお願いすることにしました。
運が良ければ日本語ガイドさんに案内してもらえるそうですが、この日は残念ながら英語ガイド。
「また英語か……。」
と少し不安になりました。
しかし、このガイドさんがとても陽気でサービス精神旺盛。
見るべきポイントを丁寧に案内してくれるだけでなく、
「ここから撮るときれいだよ!」
とベストな撮影スポットまで教えてくれます。
さらに、
「写真撮ろうか?」
と積極的に撮影まで引き受けてくれたので、夫婦そろった写真をたくさん残すことができました。
料金は15万ルピア(約1,500円)ほど。
この内容なら十分すぎるほど価値があり、個人的にはガイドをお願いして大正解だったと思います。

想像以上の大きさに圧倒される
そして目の前に現れたプランバナン寺院群。
写真では何度も見ていましたが、実物は想像以上でした。
「でかい。」
思わずその一言が口から出るほどの迫力。
中央にそびえ立つ尖塔は空へ向かって一直線に伸び、その姿はボロブドゥールとはまったく違う美しさがあります。
巨大な石造建築がいくつも並ぶ光景は圧巻で、どこから見ても絵になります。

プランバナン寺院群とは?
プランバナン寺院群は、9世紀中頃に建立されたインドネシア最大級のヒンドゥー教寺院群です。
1991年にはボロブドゥールと同じく、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
寺院はヒンドゥー教の三大神、
- シヴァ神(破壊と再生)
- ブラフマー神(創造)
- ヴィシュヌ神(維持)
を祀るために建てられており、その中でも高さ約47メートルを誇るシヴァ寺院が中心となっています。
尖塔がいくつも連なる姿は、東南アジアでも屈指の美しさを誇る寺院建築といわれています。

シヴァ神
このように各塔の中に石像があります。
「ラーマーヤナ」の物語が刻まれたレリーフ
寺院の壁面には、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の物語がレリーフとして細かく彫られています。
ガイドさんは一つひとつ説明してくれましたが、正直英語は全部理解できませんでした(笑)。
それでもレリーフの精巧さは十分伝わり、1000年以上前の職人技術の高さには驚かされます。



地震で崩れた寺院
実はプランバナンは、これまで何度も大きな地震の被害を受けています。
特に2006年のジャワ島中部地震では多くの建物が損傷し、一部は現在も修復作業が続いています。
敷地内には、崩れた石材が山積みになっている場所もあり、文化財を未来へ残すための地道な復元作業が今も続けられていることが分かります。

ボロブドゥールとは違う魅力
前日に訪れたボロブドゥールは、どっしりとした仏教寺院でした。
一方、プランバナンは空へ向かって伸びるような美しい尖塔が特徴で、同じ世界遺産でもまったく違った魅力があります。
仏教とヒンドゥー教。
宗教の違いが建築にも表れているため、両方訪れることでインドネシアの歴史や文化をより深く感じることができました。

おちゃめなガイドさん
ジョグジャカルタ空港へ
観光を終えた後はランチを食べてから、Grabでジョグジャカルタ国際空港へ向かいます。
今回のジョグジャカルタ滞在では、
- 世界最大級の仏教遺跡・ボロブドゥール
- インドネシア最大級のヒンドゥー教寺院・プランバナン
- 歴史と活気が共存するジョグジャカルタの街並み
と、短い滞在ながら非常に充実した時間を過ごすことができました。
空港ではジョグジャカルタのお土産を見て回り、バリ島へ出発しました。
約2時間半のフライトを終え、夕方にはングラ・ライ国際空港へ到着しました。
ジョグジャカルタとはまた違った南国リゾートの雰囲気に、これから始まるバリ旅行への期待が高まります。
Made’s Warungで夕食
ホテルにチェックインしたあとは、バリ島でも人気のレストラン「Made’s Warung」で夕食。
ジョグジャカルタとは少し異なるバリらしい料理を味わい、新たな旅のスタートを実感しました。

旅の疲れもあったせいか、ナシゴレンとサテのプレートが本当に絶品でした。パラパラに炒められたナシゴレンは香ばしく、優しい甘みとコクが絶妙。さらに、炭火で焼かれたサテは香りだけでも食欲をそそり、一口食べるとジューシーな肉の旨味が口いっぱいに広がります。『インドネシア料理ってこんなにおいしいんだ!』と改めて実感した、旅の思い出に残る一皿でした。
フットマッサージで旅の疲れをリフレッシュ
最後はフットマッサージへ。
世界遺産を歩き回った2日間で疲れた足をしっかりほぐしてもらい、翌日からのバリ観光に備えます。
まとめ
プランバナン寺院群は、ボロブドゥールと並ぶジョグジャカルタ観光の必見スポットです。
圧倒的なスケールのヒンドゥー教寺院、1000年以上の歴史を感じる石造建築、そして親切なガイドさんのおかげで、想像以上に充実した時間を過ごすことができました。
ボロブドゥールだけで帰ってしまうのはもったいないと感じるほど、それぞれに異なる魅力があります。
ジョグジャカルタを訪れるなら、ぜひ**「ボロブドゥール」と「プランバナン」**の2つの世界遺産をセットで巡ることをおすすめします。
次回からはいよいよ、世界中の旅行者を魅了する南国リゾートバリ島編がスタートします。