伊勢志摩

伊勢志摩神社巡り 1日目|二見・外宮・内宮を巡る“基本を押さえる日”

伊勢に来るのは今回で4回目
それでも、伊勢神宮を訪れるたびに「やっぱりここは特別だ」と感じます。

今回は2日間かけて伊勢周辺の神社を巡る旅。
1日目は伊勢神宮の王道ルートを丁寧に回り、
2日目はさらにディープな神社巡りへ進む構成
にしました。

まずは基本をしっかり押さえるところから。


二見興玉神社|伊勢参拝は“ここから”始まる

伊勢神宮参拝の正式な流れ通り、
最初に訪れたのは 二見興玉神社

夫婦岩を前にすると、
自然と気持ちが切り替わり、「伊勢に来たな」という実感が湧いてきます。

▼二見興玉神社 御朱印

夫婦岩の先にある浜辺|伊勢参拝前の“静かな禊”

二見興玉神社で参拝した後、
夫婦岩のさらに奥へ進むと、海に面した静かな浜辺があります。

観光客の多くは夫婦岩で引き返しますが、
この浜辺まで来る人は意外と少なく、
波の音だけが聞こえる、とても落ち着いた場所でした。

ここは、かつて伊勢神宮参拝の前に
海水で身を清める「禊の地」として知られていた場所。

さすがに実際に海に入るわけではありませんが、
海を前に立ち、深呼吸をすると、
気持ちがすっと整っていくのを感じます。

「これから伊勢へ向かう」という節目として、
とてもいい時間でした。

これから始まる参拝に向けて、
心身を整えるにはちょうどいい場所です。


伊勢神宮 外宮(豊受大神宮)

伊勢神宮と聞くと、どうしても内宮(皇大神宮)の印象が強いですが、
正式な参拝順は 外宮 → 内宮

今回は二見で身を清めたあと、この正式ルート通りに外宮から参拝しました。

観光地としての華やかさよりも、
生活に根ざした神様を祀る場所という印象。

外宮に祀られているのは豊受大御神(とようけのおおみかみ)

衣・食・住、そして産業を司る神様で、
私たちの暮らしそのものを支える存在です。

「まずは日々の生活への感謝から始める」
その意味で、外宮が先とされています。

正宮の拝殿そのものは撮影禁止。
なので限界まで近くでパシャリ。

ここではお願いごとよりも、
「ここまで無事に来られたこと」
「日々の生活が成り立っていること」
このような感謝の気持ちを静かに伝えるとよいとされています。


外宮の御朱印|“おこころざし”の難しさ

参拝後は御朱印をいただきました。

外宮の御朱印の初穂料は
「おこころざし 500円ほど」と案内されています。

ここで、少し印象に残る出来事がありました。

私の横で御朱印をいただいていた女性が、
小銭がなかったのか 350円ほどを出されたところ、
神主さんから

「500円程度です!」

と、やや強めの口調で言われていました。

正直なところ、
「それなら最初から金額を明示した方がいいのでは…?」
と感じました💦

“おこころざし”という表現の難しさを、
現場で少し考えさせられる場面でした。

とはいえ、御朱印そのものはとても美しく、
旅の記録として大切な一枚になりました。

これから参拝される方は、
500円を用意しておくのが無難だと思います。


外宮参拝後、別宮巡りへ

月夜見宮・倭姫宮を巡る

外宮を参拝したあとは、
その流れで 別宮の月夜見宮と倭姫宮 にも足を運びました。

なお、よく「伊勢神宮の別宮=御朱印がもらえる5社」と誤解されがちですが、
実際には別宮は14社あり、
そのうち 御朱印が授与されているのは一部のみ です。

正宮ほどの派手さはありませんが、
落ち着いた雰囲気の中で参拝できて、
「来てよかったな」と素直に思える場所でした。

月夜見宮|外宮からすぐの静かな別宮

月夜見宮は、外宮から歩いてすぐの場所にあります。

外宮周辺は観光客でかなり混雑していましたが、
月夜見宮は人も少なく、かなり静か。

境内もコンパクトなので、
気負わずサクッと参拝できるのが良かったです。

▼月夜見宮 御朱印

倭姫宮|少し離れているけど行く価値あり

続いて向かったのが 倭姫宮
こちらは外宮エリアから少し離れていて、
徒歩だとやや距離があるため、車で移動しました。

💡Tips 倭姫宮|倭姫命と伊勢神宮の関係

倭姫宮に祀られている 倭姫命(やまとひめのみこと) は、
伊勢神宮ととても深い関わりを持つ人物です。

簡単に言うと、
現在の伊勢神宮(内宮)の場所を定めたとされる存在

もともと天照大御神は各地を巡って祀られていましたが、
その最終的な鎮座地として伊勢の地を選んだのが倭姫命だと伝えられています。

こうした背景を知ってから参拝すると、
落ち着いた雰囲気の中にも、どこか特別さを感じられる場所でした。

▼倭姫宮 御朱印


内宮参拝前の腹ごしらえ|手こね茶屋で伊勢名物ランチ

内宮へ向かう前に立ち寄ったのが、
おかげ横丁にある 手こね茶屋

ここに来るまでのおかげ横丁付近の駐車場に止めるまでがとても苦労しました…。

伊勢に来たら一度は食べたい名物が揃っているお店で、
参拝前のランチとしてちょうどいい立地と雰囲気でした。

選んだのは松坂牛の牛丼と伊勢うどんのセットというド名物を食しました。
見た目はシンプルですがどちらも絶品でした。


伊勢神宮 内宮(皇大神宮)|日本一の神社

伊勢旅行1日目のメインは 伊勢神宮・内宮(皇大神宮)
4回目の訪問ですが、何度だって来たいと思える場所です。

宇治橋から参拝スタート

内宮の入口となるのが 宇治橋

橋を渡ると境内へと続く参道が始まり、
ここから内宮参拝がスタートします。

写真で見ると観光地感が強く見えますが、
実際に歩いてみると意外と落ち着いた雰囲気。

五十鈴川御手洗場で手を清める

宇治橋を渡って少し進むと、
五十鈴川御手洗場があります。

一般的な手水舎とは違い、
川の水で手を清めるのが内宮らしいところ。

水はとても澄んでいて、
参拝前に気持ちを切り替えるにはちょうどいい場所です。

二見興玉神社でもここでもたくさん清めます。

内宮正宮

内宮正宮は 撮影禁止

建物自体は装飾が少なくシンプルですが、
その分、造りや規模の大きさがよく分かります。

観光地というより、
今も大切に守られている場所なんだな、という印象を受けました。

▼伊勢神宮 内宮 御朱印

荒祭宮(あらまつりのみや)|内宮にある別宮

内宮参拝の際、正宮とあわせて参拝したのが 荒祭宮(あらまつりのみや)
内宮にある別宮のひとつです。

祀られているのは、
正宮と同じ 天照大御神 ですが、
こちらは「荒御魂(あらみたま)」と呼ばれる側面を祀っています。

…と聞くと少し難しく感じますが、
簡単に言うと、

  • 正宮:穏やかな側面を祀る中心の場所
  • 荒祭宮:より力強い側面を祀る場所

という違いになります。
だから何?という方向けにこれだけは覚えておいたら大丈夫です。

  • 正宮:日々の感謝を伝える場所(お願いごとは控えるのが一般的)
  • 荒祭宮:より個人的な願い事をしてもよいとされる場所

ただそうする人が多いというだけで正宮でお願いごとをしたらいけない
という決まりはありません。参拝するだけで大吉です。

子安神社|内宮の中にある小さな社

内宮の境内では、子安神社にも参拝しました。
正宮や荒祭宮に比べると小さな社で、
知らないと通り過ぎてしまいそうな場所にあります。
場所は宇治橋を渡ってすぐ左手に進めばあるので、
内宮参拝後最後に行くのがルート的に良いかと。

今回こちらを訪れた理由は、
一緒に行った人の友達が、以前ここで安産祈願をして、
無事に出産されたとのこと。

そのお礼参りとして、
「ぜひ立ち寄りたい」との希望があり、同行しました。


猿田彦神社|道開きの神様

内宮の参拝を終えたあとは、
おかげ横丁を少し歩きながら境内を後にしました。

次に向かったのが 猿田彦神社

内宮から歩いて行ける距離にあり、
旅の節目や、新しいことを始める前に参拝する人が多い神社です。

境内はコンパクトながら、
参拝者が途切れることなく訪れており、
伊勢の中でも特に知名度の高い神社だと感じました。

💡Tips 猿田彦神社|猿田彦大神の「末裔」について

猿田彦神社について調べていると、
よく目にするのが 「猿田彦大神の末裔が神主を務めている」 という話。

実際、猿田彦神社の神主は
猿田彦大神の子孫とされる家系だと言われています。

一方で少し面白いのが、
三重県にある 椿大神社(つばきおおかみやしろ) でも、
同じく「猿田彦大神の末裔」を名乗る神職がいるとされている点。

どちらが本当、という話ではなく、
古代の神々に関する系譜は記録が限られているため、
こうした伝承が複数残っているようです。

▼猿田彦神社 御朱印


月讀宮|静けさが印象的な別宮

続いて参拝したのが 月讀宮

こちらは内宮の別宮で、
猿田彦神社からも徒歩圏内にあります。
が、少し遠いので車で移動しました。

内宮周辺の賑わいから一転して、
境内はとても静かで落ち着いた雰囲気。

人も少なく、
ゆっくりと参拝できるのが印象的でした。

▼月讀宮 御朱印


1日の締めはすき焼き|歩いた体に染みるご褒美

ホテルにチェックインした後は、松坂牛 肉処 力也さんで
この日の締めくくりに (松阪牛ではない)すき焼きを食べました。
ほんとは松坂牛を食べたかったですが、高かったのでケチってしまいました。

しかし、目の前で焼いてくれるすき焼き屋は初めてだったので大満足でした。

一日中歩き続けた体に、
甘辛い割り下と柔らかいお肉がしっかり染み渡ります。

友人は福岡県出身だったため、割り下文化がなく、
初めての割り下に大興奮でした!

お店の雰囲気もGood👍


明日は“さらに神社巡りが本格化”

こうして1日目は、
伊勢神宮の基本を押さえる王道ルートをしっかり巡りました。

そして翌日、
内宮の早朝参拝から始まり、

  • 瀧原宮
  • 伊射波神社
  • 伊雑宮
  • 三重県護国神社

と、よりディープな神社巡りへ。

2日目は、
「伊勢が好きな人ほど刺さる一日」になりました。

👉 次の記事では、
早朝の内宮参拝と、伊勢周辺の隠れた名社を巡った2日目を書いていきます。

ABOUT ME
たっちゃん
こんにちは、管理人のたっちゃんです。 このサイトは、旅好き夫婦が実際に訪れた場所や体験をもとに、リアルな旅の魅力を発信しています。 ガイドブックには載っていない現地の空気、ちょっとしたトラブル、感動の瞬間まで、すべて私たちの実体験から生まれたコンテンツです。 「次の旅先、どうしよう?」と思ったときに、ふと立ち寄ってもらえるような、そんなサイトを目指しています。